本書を小説と思って読む人はいないはずで、将に今井氏の部分的自叙伝である。アングロサクソンの社会では、社会的に活躍した人物の多くが自叙伝をまとめ、当然ではあるが自己正当化を図る。対立した人物の自叙伝を読み比べることで、歴史がより正確に理解出…
人間誰しも人生を生きているから、一冊だけは本が書けると言う。「ガラスの巨塔」という元NHK「プロジェクトX」のプロデューサーが書いた自叙伝的小説を面白く読んだので、ツンドクになっていた本書も読むことにした。ともに、著者が素晴らしい業績を残…
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