2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

年賀状

お年玉付き年賀状の当選番号をチェックしながら、頂いた年賀状の枚数同様に切手シールの当たり枚数も大きく減少したことに、改めて気付かされた。ピーク時の五分の一程度になっている。 最も大きな減少理由は、大学に転職して以降、私が年賀状を出さなくなっ…

A.ソーキン「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」

中断していたA.Sorkin "Too Big To Fail"を読み終わった。 リーマン・ショックの金融危機を丹念に実名で書き出した本であるから、面白くないはずがない。訴訟社会で実名を使って記述しているからには信憑度は高いはずで、よくここまで調べ上げたものである…

「ソーシャル・ネットワーク」

仲の良いアメリカ人が誉めていたし、ゴールデン・グローブ賞を作品賞、監督賞、脚本賞、作曲賞の4部門で受賞、アカデミー賞の呼び声も高くなり、講義の話題としても使えるので、「ソーシャル・ネットワーク」を観に行った。確かに、悪くない映画であるが、…

Jライトマン監督「マイレッジ、マイライフ」

邦題とGクルーニーが主演であることから、軽い乗りのコメディー映画と思っていたが、ビジネス界を舞台に、たくさんの論点を織り込んだ佳作であり、アカデミー賞候補になったり、他で脚本賞を受賞していることが納得できた。ビジネス界に長年身を置いた観点…

川島博之「農民国家・中国の限界」

昨日、期せずして「農民国家・中国の限界」を書かれた川島博之さんの講演を聞く機会に恵まれた。年末の当ブログで「日本の過去は中国の将来像?」として、私の経験と直感から中国問題を述べたが、川島さんがもっと体系的な分析を踏まえて類似の結論を導かれ…

年末、年始の焦燥感

年末から年始にかけては、私の親に子供の相手をしてもらい、集中した時間を作ることが出来たから、銀行マン時代には山崎豊子さんの長編小説のように二日間くらいで読了できる本を読むことが多かった。最近は時間の自由度が高く、二日ぐらいの時間を作ること…