人生

朋あり

3月8日に生まれた6人目の孫の名前が「朋」で、ロンドン生まれで、50%ユダヤ人、25%アングロ・サクソン、そして25%だけが日本人である。未だ会ってないが、大柄で男前だということである。娘が亭主と相談して、「朋」という綺麗な字面の名前を付け…

打上!

ここ1ヶ月、あるプロジェクトに集中し、昨日やっと打ち上げました。新聞等の読み残しが山積みで、ブログも書けない日が続きました。 結果は、これからですが、最近半年、悪いことが続いているので、この辺でぜひ流れを変えたいものです。悪いことのスタート…

ゼミ生・リユニオン

この間まで教えていた宮城大学のゼミ生が3年間で50人弱おり、この時期に東京でリユニオンをしている。地元仙台はもとより、青森からも参加があり、今年は20名程度が集まった。 この連中が好きである。理由を考えてみると、次のようなことが思い浮かぶ。…

大澤さんと水野さん

金融恐慌本読み比べの一環として、大澤和人さんの「サブプライムの実相――詐欺と略奪のメカニズム」を読み始めた。大澤さんは、私が80年代の半ばに証券化商品開発を始めた時期に、外資系投資銀行で証券化業務をやっておられた日本人の草分けのひとりである…

「めがね」

「クロサギ」「少林少女」等々の観たことを後悔するような映画が続いたので、宅配DVDのサービスを中断することにした。観るべき映画をほとんど観たとは思っていないが、2年間にわたり優先して映画を観る生活をしてきたが、限界効用が逓減したと言うか飽…

 「未だ」は「もう」なり、「もう」は「未だ」なり

11日からウィルス性胃腸炎に取り付かれて、2週間近く寝込んでしまった。風邪の一種だということであるが、これほど苦しい風邪は初めてで、最初の二日間はひたすら嘔吐し、次の五日間は点滴と運動飲料で生き延び、食べ始めると下痢が始まり、未だに続いて…

日々これ好日

イギリスまで大急ぎで送らなければならない書類があり、近くの小さな郵便局、やや遠くの大きな郵便局、そして宅配便のセンターを回って来たが、郵便局は土曜休日、宅配便はしばらく待たされたあげく受け付けられないとのことで、何のためにバタバタしたか判…

あるイスラエル映画

イスラエルのジャズやダンスは世界的に高い評価を与えられており、なかなか良い映画も作られている。「迷子の警察音楽隊」は、東京国際映画祭でサクラグランプリを受賞した評判の高い作品で、やっと観ることが出来た。 敵対した隣国エジプトの警察音楽隊がイ…

嘆くまい、嘆くまい

また、素晴らしい秋晴れの土曜日である。関東の秋から冬の晴天は本当に素晴らしい。世界的に見てもそうである。根雪やツルツルの路面に覆われる北国の冬。夜間気温がマイナス20度にもなるシカゴやニューヨーク。日照が短く湿りきったロンドン、パリ。 関東…

唯我独尊人物+木偶(でく)

唯我独尊の愚妻と木偶のような亭主の組合せの夫婦は以外に多く、愚妻が衆人環視の中で木偶の亭主を叱咤しているのは、滑稽というより物悲しい見世物である。 男は、(このように書くのは、差別論者の証かもしれないが)授業料を支払う学生の立場から生活費を…

過ぎ行く時間の早さよ

歳をとるに従い、時間がより早く過ぎていくと感じるには医学的根拠があると何かで読んだ記憶があるが、昨今、本当に時間がたちまち過ぎて行ってしまう。物は試しにとブログを始めてみたものの、満足な回数を書くことが出来てない。 文章を書くのが遅い人間で…

運・不運

「人生は公正、公平ではない」と言われる。法定老人年齢の65歳になり、この意味をしみじみと感じる機会が増えた。年をとるほど、ついている人生とついていない人生の落差が大きくなる。 定年制度が一つの例で、この制度を残している組織で働いていると、働…

至福の土曜日?

学期始めの10月は何かと忙しい。サラリーマン時代に比べれば、他人に追い立てられるような忙しさは遥かに少ないが、人間は楽な環境に対しても適応力があるようで、相対的に忙しいと相応の疲労を感じる。 また一週間が終わり、帰宅してほっと土曜の夜を楽し…

定年制度

65歳という法定老人年齢が近づいて来た。八百屋さんやオウナー経営者といった自営業者であれば、あまり意味のない節目かもしれないが、会社や大学など定年の規定がある組織で働く人間には大きな節目である。上手く乗り越えないと、死に損ないの余計物とい…

 西の魔女が死んだ

私の家内はイギリス人で、子供3人、孫5人がいる。この映画の予告編を観たときに、これは観なければいけない映画だという義務感におそわれ、直ぐに梨木香歩の原作を読んだ。疲れていたこともあったが、書出しの部分でやたらと無駄に言葉が使われているとの…

最高の人生の見つけ方 (THE BUCKET LIST)

腰痛がひどい時など、生きるのが面倒だと感じる歳になった。人生、残り時間を意識して生きる歳でもある。本作の原題(THE BUCKET LIST)は、死ぬまでにやっておきたいことのリストということらしいが、私はそのようなリストを準備しているわけでもない。リク…